こんにちは。齊藤です。
少し前になりますが、スタジオジブリの『もののけ姫』をみました。
スタジオジブリのアニメは何も意味しないシーンが全くなくて、次から次へと考えさせられながら観るので、映画を観賞し終えたら頭がすごく冴えた状態になります。
やはりこの「もののけ姫」もとても考えさせられたので、大人の観る映画だと思いました。
大和朝廷と蝦夷(えみし)
職業差別
男女差別
障害者差別
人間と自然(神)の対立
大和朝廷に追いやられた蝦夷の末裔のアシタカが、大和朝廷の末裔たる戦国時代の日本で大活躍するところ。
タタラ場に住む人々は職業的に性別的に見下されて、そして非健常者故に外界の人々に差別されているが、その差別に対して、女性の強さや不自由な身体でも技に優れたところを見せる描写
権力者であり強者である武士に対して戦うことで、それを証明する。
そして、タタラ場の人間が神々や自然にとっての侵略者であるが、しかし、エボシ御前は苦しんでる弱者を救おうとタタラ場の発展を目指しているなど。
決して単純なヒーローものの映画ではないなと思います。
社会問題を全て詰め込んでるようなメッセージ性を感じてしまいます。
音楽も壮大で深い山で覆われ自然に満ちた日本というイメージで最高です。
素晴らしい映画をみました。
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