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江東ソシアルダンススクールのBLOG ☆enjoydancing☆

江東区亀戸にある社交ダンススタジオ、江東ソシアルダンススクールの毎日更新ブログです☆

   

君たちは今度は一生グレイテストマッドララランド

三室です




世間では君たちはどう生きるかが話題をにぎわせているなか、いまさらララランドの話をしたいと思います。


セッションの監督でもあるデイミアンチャゼル。監督の名前覚えてたのかと思いきや、全然知りませんでしたので、今調べました。


セッションがとんでもなく良かったがためにララランドはどうなんだと思いながら見て、ララランドもありえないくらいに良かったわけですが、当時は賛否両論あったらしいですが、僕は完全に賛、派です。


ちなみに否、派の人がどう否、なのかはわかりませんので、とにかく自分の中ではただの名作です。


まずはとにかく音楽が素晴らしいです。


バッドエンド?的な終わりのために全体に悲しい、虚しい雰囲気を湛えた曲が多く、夏休みの終わりにはこういう曲を聴いて明日学校に行かなきゃいけないのに、もう全く行きたくなんてないという気分になってしまいたいがために聞くような曲。


サザエさんを見ると明日は月曜日で何ちゃらかんちゃらみたいな話がありますが(ありますよね?)、次の日を迎えたくない時こそとことん落ち込んでしまいたいものです。


ものではないか。


映画などは割と1人で見たい派なので、特に感動的な映画や暗い映画を誰かと見に行って、たとえばカップルで見に行くみたいなのが全くとは言わないまでもなかなか理解できません。


悲しい映画や泣ける映画を見てその落ち込みにどっぷりと沈んでいたいのに、誰かといたら話したりしなきゃいけないなーとか思ってしまいます。


みなさんは信じないかもしれませんが、僕はだいぶ小さな感動で涙している人間なので、悲しい作品を見て鼻をかみすぎて頭痛になってしまうみたいな感じです。


なんとなく覚えているめちゃ泣いた映画は、今度は愛妻家という映画で、めちゃベタな設定っちゃ設定なのですが、途中までその設定に気づかず、物語のある時にあなたが何か感じていた違和感はこれだよという感じでネタバラシされるのですが、結局その設定にやられてめちゃくちゃ泣いて体調が悪くなりました。


主人公を演じるトヨエツさんがかっこいいです。


結局はトヨエツさんはかっこいいんだよねってことですね。


かっこいい人はカッコ悪いことをしようがかっこいい。


不公平を教えてくれる男トヨエツ。


うーん、かっこいい。


甥の一生という映画(元は漫画)に出ていたトヨエツさんの、お風呂は一番風呂じゃなくて2番目がお湯が柔らかくなるから先に入ってくれみたいなセリフ、なぜだか記憶に深く残ってしまいました。


そんなどうでもいいようなセリフもかっこいい。そんなセリフを吐かせる誰かのクリエイティビティとチョイスが素晴らしい。


そしてなんとなくトヨエツと呼び捨てにできずさん付けをしてしまいました。



さて、本当はララランドの話をしたいのです。


音楽以外に素晴らしいのが、もちろんストーリーですね。


こうこうこういうストーリーですよと今説明をし始めるはずが、雰囲気覚えているが、ちゃんと覚えていないかもと思い、やっぱりもうララランドの話はやめにしようかとも考えましたが、えーと、なんの話だったかな。


確か男が女と出会い付き合い、なにか理由があって別れて、女は別の男と結婚して子供も生まれ、男は元の職業であるバーのピアニストみたいなのに戻り、偶然にも再開した時にもしもあのまま別れずいたらどうなったというもしも回想シーンで映画が終わるという話です。


いえ、違います、そんなんじゃない。


そんな適当な話のわけがないです。


なんか理由があって別れて、のところとか、ほんとはもっと複雑な感じで背景があるんです。


そう、もっと葛藤とかがあるんです。


再会してしまった時にピアノで弾く曲が、初めて出会った時に弾いた曲と同じなんですよね。


でも全く違う意味合いで弾かれる曲だから、サントラでもその二つのバージョンがあって、どちらも素晴らしい曲なわけです。


ダンス界でも一時期ララランドの曲が流行りました。


でもあまりそのくらーい曲は聴かなかったような、気がします。わかりません、使っていたのかも。


くらーくて使いづらいのかなーとか思いましたが、いい曲です。



ララランドはそこまでバッドエンドとも思いません。人生はというか、時間は巻き戻らないから喜びも悲しみも味わい深くなるよねという話だと思います。


単純にグッドかバッドかではなく味わうべき旨み成分みたいなものを出汁をとってギューっとあつめて、それをみんなで鑑賞しましょうというエンドだと思います。




ちなみにそのころ(だと思うのですが)グレイテストショーマンも飛行機の上で見て、自分の中ではなんとなく比較してた気がするのですが、never enough という曲が流れるシーンが個人的ハイライトで、この女優さんは半端ない歌のうまさだと感動しました。


後であれは口パクでプロの歌手が本当は歌っていると知って、とても驚きましたが、いずれにせよハッとするシーンになっていたように思います。飛行機の上でうとうとしながら見てしまいましたが(作品としては個人的には、普通、でした)、その時だけ目覚めていました。


ある時はマッドマックスを観ながらうとうとしていて、なんど起きてみてもずーっとバイクがブンブンしてて、何が何だかわからないまま帰国したのを思い出します(別のフライトで眠くない時に一応ちゃんと見ました。ずーっとバイクがブンブンしていただけでした)。



みなさんの心の名作はなんでしょうか。


そしてうとうとする、普通、の映画はなんでしょうか。



ではでは。

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