こんにちは。齊藤です。
題名のことわざ。かの有名な古代中国の孫子の言葉です。
(詳細は省きます)
この言葉をダンスに置き換えてみると、パートナーを知り自分を知れば百戦危うからずですかね。
パートナーは目の前で踊っているので、長所短所や特徴は大体読めてきますが、意外に自分を知るという事は難しいものですね…。
憧れや流行りでこういったダンスがしたいな~って海外のダンサーを追っかけることが多いですが、それが本当に自分のスタイル、身体能力、精神に似通っているだろうかと考えると、うーん…やっぱり違うなって後で思う事があります。
最近レッスンを受けて思う事、競技会で思う事、身の回りの人の言葉から思う事、それは自分は技術派ではないなということです。
レッスンでは、もっと本来のポテンシャルを引き出せと言われたり、競技会のファイナルソロを踊って、ああ自分はアバウトなところあるな~とか思い、精巧な動きより違うものを伸ばした方が自分の性質にあってる気がしてきました。
学連時代は『筋力がすごい』『キレがある』
プロになろうとしていた時は先輩に『ちょっと身体能力があるから』って言われ反対されたり(笑)
コーチャーには『F1並みなボディなのに公道を走ってる自動車くらいしかエネルギーを出してない』とか
整体のおじさんには『良い身体している』『親に感謝しなさい』とか
職人芸がカッコイイと思っていたので、上手い人に憧れたり、嫉妬したりしていたので上手くなる練習ばかり考えてましたが、今は自分の長所を伸ばそうとしてくれるコーチャーの言われることを頑張った方がいい方向に進む気がします。
もっと己を顧みて、長所を伸ばしたいと思います。
それでは。