こんにちは、齊藤です。
最近感銘を受けたことがあります。
それはフィギュアスケートの羽生選手の言葉
『芸術というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力。ジャンプ、ステップ、スピン、全てにおいて正しい技術を使い、それを芸術としてみせることが一番大切な事だと思っている』
世界一の男が言うのだから納得できるし、おおいに賛同できる言葉です。
そして、もうひとつ。
英語のartという単語、僕らのような人間が好んで良く使う言葉ですね。一般的には芸術という意味を持っています。
そのartの語源はラテン語のarsで、arsの意味は技術、資格、才能などだそうです。
さらにarsの語源はギリシャ語のtechne(テクネ)で、テクニックの語源ともなっている単語です。
英語のアートという言葉をよく使いますが、その言葉の意味に技術という意が源流にあるというのを知ってビックリしました。
日本語では芸術と技術はなんとなく個々の概念として感じられますが、英語でアートというと、芸術≒技術と捉えるべきかもしれませんね。
羽生選手の言葉の通り、正しい技術こそが芸術の本質を形成している…。なんてこった!
アートと言う言葉の意味を知って、少しうれしい気持ちになりました。
同時に技術なくして芸術を語れないということを注意深く考えさせられます。
松岡修造さんなら『芸術、芸術って、技術がないやつが軽々しく言うんじゃねぇ!』って言いそうですね!
芸術≒技術を体現してる羽生選手のように、本物のダンサーに近づきたいと思いました。
それでは!
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