こんにちは。
齊藤です。
先日の連休は大阪のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行ってきました。
はじめて行ったので、童心に返ったような気分で楽しめました。
そこでの一番印象深かった事は、一日一回の全席売り切れのワンピースのショーでした。
漫画『ワンピース』は半分も読んでないですが、大まかな登場人物はわかっていたのでショーの内容は理解できました。
水しぶき、炎などの効果やダンス、高所からの水中への飛び込み、ワイヤーアクション等のスタントなどなど見どころが沢山あり興奮しました。
漫画がテーマのショーですから、やはり登場人物の個性が際立ち、女性の黄色の歓声が特に大きいキャラクターがいたり、アイドルのコンサートにも似た雰囲気です。
大筋のストーリーが終幕しかけた頃に、その公演最大の歓声が起きました。
この漫画の中でも一、二を争う人気のあるキャラクターが登場したのです。
それは歓喜だけではなく、懐かしさ、悲しみ、期待感、いろんな感情が入り混じった歓声に聞こえました。
僕は特に、そのキャラクターに思い入れがあるわけではなかったのですが、場の雰囲気にあてられ泣きそうになるほど感動してしまいました。
あぁこれがスターなんだって直感しました。
このショーのシナリオはなかなか憎いつくりですね。観客を楽しませ、笑わせて、最後は感動させる。
真のエンターテイナーとは、1000人単位の人を一瞬のうちに虜にしてしまうのです。
漫画のキャラクターがスターとはいえ、これを演じる人間の立場になったとき、きっとどんな事より気持ちいいだろうなって思いました。芸術を演じる人間として最高の称賛は盛大な拍手ですからね。
心の底から、うらやましいと思います。
そしてもう一つ率直に感じたのは、これだけ無条件に大衆を盛り上げるのは人気なんだなと。
マイケルジャクソンがストーンが散りばめられた白い手袋を手に持っただけで、数万人が泣いてしまうことがそれを証明してます。
実力があり、実績があり、その土台のもと人気がある、これに勝るものが有りましょうか?いやないでしょう。
大きな巨石は人の手では持ち上げられない事が当たり前のように、普遍な事実を突き付けられた気分です。
素直に、人を感動させる人に対して、最大級の尊敬の念を抱かざるにはいられません。
ワンピースファンの人とって涙なしには語れないショーだったと思います。
ファンじゃない僕でも感動したのだから。
あ~人を感動させられるダンサーになりたいなぁ~。
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