こんにちは。齊藤です。
最近のニュースでもっとも気になるのは、フィリピン沖でアメリカ海軍に沈められた日本の戦艦武蔵ですね。
あの戦艦大和の姉妹艦として、当時世界最強の戦艦といわれました。
戦艦武蔵は大和型戦艦の二番艦として戦時中に竣工しました。
その大きな船体には、軍艦史上最大の46センチ砲を搭載してます。
この主砲を打つ時は、非常に危険なため甲板上の乗員は避難しなければならなかったそうです。
発射時の爆風や爆圧に生身の人間は、バラバラになるか海に吹っ飛ばされるくらいの兵器です。
当然、その砲弾を防ぎきれる装甲をもった艦船は無く、最強の攻撃力をもっています。
逆に、重装甲のこの戦艦を打ち破れることは難しく、故に最強の戦艦でした。
ところが、時代は戦艦同士の大砲の打ち合いではなく。航空機が戦いの主導権を握るようになっていました。
果たして、大和も武蔵も軍艦とのガチンコ対決ではなく、航空機による飽和攻撃で46センチ砲の威力を発揮せず、大勢の乗員の犠牲とともに海の底にその巨艦の墓標を建てたのです。
僕にとっては想像しえない、はるか昔の大戦ですが、その大戦が実在したことを証明する何よりの物証となりうるこの世紀の発見。
歴史には物証が大事で朽ち果ててもなお、その名残を残す遺物は人類の記録となる大切なものです。
そこに戦艦武蔵が眠りつづける限り、そこで犠牲になった人々は永遠に忘れられず、実在したことを証明しつづけます。
哀悼の意を表したいと思います。
それでは。
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