三室です。
日本インター準々決勝にて散りました。。
そして今日はレッスン日でした。
出来ないことだらけ、隙だらけで悔しいです。
今日明日と通常営業があり、水曜日の名古屋インターへと続きます。
頑張ります。
最近競技のフロアを見ていると、上手いけど勝てない選手、下手だけど勝てる選手、上手いとか下手とかではなく可能性を感じる選手、ルックスが素晴らしい選手、以前は良かったけど今は特に魅力を感じない選手、などあらゆる選手がいます。
その中で、やはり競技の場においては「勝ち」に意味があると思います。
下手だけど身体能力はすごいものを持っている、とか、
ルックスは悪いけど、それを上回る説得力のあるダンスが出来る、とか、
色々なものを武器にして戦うわけです。
ただ、そのためには長い目で見て、「成長が止まらないこと」はとても大切なことだと思います。
もしダンスの競技を構成する要素が、「体力」と、「技術」だけだったと仮定して、
「体力50、技術50」の人が、「体力60、技術60」になるのが成長です。
もしこれが、「体力30、技術70」に変化したとしたら、これはダンサーとしてのタイプが変わっただけであって、成長とは言えません。
なので一時の評価で、最近踊りが変わったね、とか、今日はいつもよりもよく見える、などと評価されたとしても、それがタイプの変化になっていないか気をつけなければいけません。
常に総合的な力を全体的に底上げしていかなければ成長は止まって、たまにいつもよりもいい成績を出せたり、悪い成績を出したり、ダンスの内容も小手先の変化を求めるだけで競技生活は終わってしまうでしょう。
最近のフロアを見ていて、自戒のつもりで、思いました。
僕から見ると、才能がある人は羨ましいですが、「成長を止めない能力」のようなものがあるとしたら、そのようなものを意識しながら、常にダンスに向き合っていきたいと思いました。