こんにちは、中川です。
突然ですが、、
小学生の頃から、夢はテーマパークのダンサーになる事でした。
単純に可愛い衣装、きれいなお姉さん、華やかで現実離れした世界に憧れていました。
願い叶ってテーマパークのダンサーになれました。20歳の時です。
憧れの職業は、それは楽しく素晴らしいものでした。
間違えなく、夢を提供するお仕事です。
私は10周年のショーと夜のパレードに出ていました。
週5~6日、お昼に10周年のショーを2回、夜パレードを1回、1年間。
デビューの日はすごく緊張しましたが
3か月もすると、緊張が無くなりました。
6か月すると、完全に慣れて、余裕が出来ました。
10か月すると、無意識にも踊れるようになりました。
たまに、テーマパークダンサーなんてニコニコ手振ってるだけじゃん!誰でも出来る。っと言ってるダンサーを見かけますが、私はそうは思いません。
毎日、毎日同じ踊りをクオリティーを下げずに提供するのは、大変難しい事です。
3年も4年も同じショーに出演する事は、誰にでも出来る事じゃありません。
(私は出来ませんでした。)
悲しい事があっても、足が痛くても、寒くても、愛犬が死んだ日も、ゲストにハッピーをお届けなくてはいけません。
昨日よりいいショーにしよう!と毎日リハーサルに励む先輩方をプロフェッショナルだと思いました。
プロに求められるのは、技術だけじゃありません。
人間なので毎日の心情はさまざまです。
それでもステージに、フロアに立った瞬間、心情がどうあれベストなパフォーマンスに尽くす事が仕事です。
いくらダンスが上手くても気分次第で変わってしまうのは、プロじゃない。
と、思います!
私が1年だけ出ていた、夜のパレードが去年千秋楽を迎えました。
7年間のロングランです。
7年間、出演していた先輩もいます。
すごい事です。
私はまだまだ修行が必要です!
では。
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